キッチン(屋内)で燻製作り

改善、効率化

熱燻で燻製を作るときに、煙がもくもく出てきます。
キッチン(屋内)のIHコンロで燻製を作ったときに、家の中がどれだけ大変なことになるのか試してみました。

結論は、

キッチンで燻製を作っても全然大丈夫!!

むしろ香りが残っていい感じ!!

これまでの燻製の作り方

これまで我が家では熱燻にて燻製を作っていました。
熱燻とはスモークチップを熱した時に出てくる煙で食材を燻して燻製を作る方法です。
食材に煙を浴びせまくるので、数十分あれば燻製が出来上がります。
大量に煙が出てくるので、ベランダ等の屋外にカセットコンロを用意して燻製を作り、煙を屋外に逃がしていました。

ですが、屋外は夏は暑い、冬は寒い、雨が降ったら外に出たくない、という不自由さがあります。
屋内で熱燻をやったらどれだけ煙が大変なことになるんだろう?と思い屋内燻製作りにチャレンジしました。

IHコンロで燻製作り

ネットで調べてみると、屋内でも煙をあまり出さないで燻製を作ることができる商品を見つけましたが、これまで屋外で使っていた安価な燻製器を使って屋内での燻製作りを試してみました。

チーズの燻製作り

我が家のキッチンはIHコンロのため、屋外で使っていた燻製器では加熱できないことから、燻製器の加熱される部分だけ使い古したフライパンで代用しました。

まず、フライパンにアルミホイルで作ったお皿を乗せ、そこにスモークチップ(今回はサクラチップ)を入れます。

フライパンの上に食材を乗せる金網を置きます。
運よくこれまで使っていた燻製器の金網がフライパンにジャストフィットしました。

アルミホイルを敷いて、たまたま冷蔵庫に入っていた賞味期限切れのチーズを乗せます。
袋に入っていたチーズを無理やり全部乗っけました(笑)

換気扇を最強にして、強火で4分後、かなり煙が出てきました。
換気扇ってちゃんと煙を吸ってるんですね。
煙が部屋に充満することはありませんでした。

たっぷりの煙で燻すために蓋をして、中火にします。
屋外仕様の燻製器なので、普通に蓋の隙間から煙が出てきます。
燻製器の中でジュージュー音がなっており、なんかヤバい雰囲気(汗)

5分後、煙があまり出なくなったので、蓋を開けてみました。
チーズが溶けて、一部がフライパンの上に落ち、焦げ焦げになってました。
スモークチップは真っ黒で、焼け切った感じです。
チーズの色づきがいまいちです。
煙を浴びる時間が短すぎたんでしょうね。

ということで、チーズはそのままで、スモークチップのみを新しいものに入れ替えて、再度挑戦。
フライパンが熱せられていたせいか、強火で2分後に少し煙が出てきたので、その時点ですぐに蓋をして、弱火で20分放置。
チーズはそれなりに色づきました。
スモークチップの上のほうはまだ焼け切っておらず木の色が残ってました。

お味は・・・
もともとのチーズの味が濃すぎてよくわからなかったのですが、香ばしさはあります。

一応成功だったのかな!?

ゆで卵の燻製作り

チーズは燻製を作っている最中に熱で溶けるので、今度は熱では溶けないゆで卵で試してみました。
きれいにカラがむけなかったので、ぼこぼこです(笑)

今度はできるだけ多くの煙を浴びせられるよう、最初から蓋をして、強火で2分、中火で20分燻した結果、いい感じにゆで卵が色づきました。
スモークチップは、上のほうはまだ焼け切っておらず木の色が残ってました。

お味は・・・

香ばしくておいしかった!!

ウインナーの燻製作り

ゆで卵では、中火で20分と結構時間を掛けたのに、スモークチップが焼け切っていませんでした。
火力を強めにすると時短できるのか試してみたかったのですが、ゆで卵は食べ飽きたので、次はウインナーで試してみました。

ウインナーは網にくっつくことはなさそうなので、網の上に直に置きました。

蓋をして、強火で3分、強めの中火で7分加熱したところ、いい感じに色づきました。
ゆで卵の時と同様、スモークチップは上のほうはまだ焼け切っておらず木の色が残っていたことから、もうちょっと加熱時間を長めにしてもよさそうです。

もうお腹がいっぱいだったので、このウインナーは夜ご飯のポトフに入れていただきました。

ウインナーも香ばしくておいしかった!!

キッチンでの燻製作りはありか?

燻製を作り終わった後の香りですが、IHコンロの近辺にのみ香ばしい香りが残っており、IHコンロから離れた場所では香りは感じられませんでした。
違う料理を作っている最中に燻製の香りが残っているのが嫌な人にはお勧めできませんが、ぽんぽこぴー的にはそんなことは気にしないのと、残っているのはいい香りでなので、キッチンでの燻製作りはありです。

キッチンで手軽に燻製を作れるのは便利!!

興味のある人はぜひ試してみてください。

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