100均の電池でチプカシの電池交換

お手頃価格

昔々、息子に与えたチプカシ(チープカシオと呼ばれる、お安いカシオの腕時計)の電池が切れました。

時計自体の価格は1000円強くらいなのですが、母親がメガネ屋で500円で電池交換してくるとか言っている間に、息子が同じ時計の新品を買ってきてしまうという展開がありましたので、100円の電池を自分で交換する方法を紹介したいと思います。

なお、ぽんぽこぴーの我流ですので、電池交換は自己責任でお願いします。

電池取替対象の時計

今回電池を取り替えるのは、カシオの「MQ-24」という型番のものです。

裏ブタに「MQ-24」の刻印がある

他の型番のチプカシもほぼ同じような方法で電池交換できると思います。

使用できる電池の種類

今回電池交換する時計の電池は、おそらく「SR626SW」という奴です。

SR626の型番で始まる電池は、家電量販店だと「SR626W」と「SR626SW」の二種類かと思います。

違いは、「SR626W」はアラームやバックライト等でちょっと大きめな電流が必要となる時計に使用し、「SR626SW」はそんな大き目な電流を流す必要がない時計に使用する電池のようです。

ですが、100均(ダイソー)に売っていたのは、「SR626」という型番の電池でした。

ダイソーのSR626の電池

パッケージの下に、

  • デジタル時計・・・◎
  • アナログ時計・・・○

と書いてあるので、SR626SW相当なんですかね?

とりあえず、アナログ時計での使用は○なので、これで良しとします。

電池の取替手順

さて、ここからは電池交換の流れです。

裏ブタを開く

裏ブタの端っこにマイナスドライバーを突っ込める隙間があるので、ザクっと突っ込みます。

ドライバーを突っ込んだ状態

そして、てこの原理で裏ブタを持ち上げると、簡単にがフタ浮き上がります。

裏ブタの上部が浮き上がった状態

ドライバーで浮き上がった反対側の部分は、裏ブタを指でつまんで、ねじるように引き上げれば、力業で外れます。

裏ブタが外れた状態

ここで古い電池のお目見えとなりますが、写真の電池の型番は「SR626」ですね・・・

おそらく、初めての電池交換だと、ここには「SR626SW」が入っているものと思われますが、この時計は過去に100均の電池に交換済みで、そこそこご長寿のようです。

アマゾンの注文履歴を見ると、この時計は2017年1月に購入したものだと判明しました。

もう6年目突入だね

古い電池を外す

電池は、写真の赤く囲った2か所で固定されています。

赤丸の2か所で電池が固定されている

上記写真の右側の押さえを、右側にグイっとずらしてあげれば、電池が外れます。

右側の押さえをずらすと電池が外れる(写真はずらす前)

写真では押さえをマイナスドライバーでずらしていますが、もう少し上部の穴の部分に先のとがったものを引っかけてずらしてあげてもいいようです。

電池が外れた状態です。

電池が外れた状態

注意事項

  • 電池が外れた瞬間に、電池の裏側にあるバネの力で、電池がどこかに飛んでいくかもしれません
  • 今回ずらそうとする押さえ金具の右横にある茶色い筒状のものは、時計が正確な時刻を刻むための重要な素子ですので、傷つけないようにしましょう

新しい電池を入れる

電池を外した時と逆の手順で、新しい電池を入れていきます。

まず、電池の裏表を確認し、「+」と書いてあるほうを手前にして、左側の押さえの下に電池を潜り込ませます。

左側の押さえの下に電池を潜り込ませる

そして、右側の押さえを右側にスライドさせながら、指で電池を押し込みます。

右側の押さえを右側にずらして、反対の手で電池を押し込む

電池が奥まではまった後に、スライドさせた押さえを基にもどすと、電池が固定されているかと思います。

電池が入った状態

電池がしっかりと押さえられていない場合

電池をはめたつもりが、右側の押さえがゆるく、電池の右側が浮いた状態になっているようなら、右側の押さえの先っぽが、通常の位置から外れているものと思われます。

右側の押さえの正しい状態

上記写真の赤丸で囲った部分のとおり、押さえの金具の先はマイナスのねじの下側にあるのが正解です。

押さえをずらす際に変な方向に力を入れたり、無理やり電池を起こし上げて外そうとすると、押さえの先がネジの上側にくることがあるようです。

押さえの先がネジの下側にない場合は、力ずくで下側に潜り込ませてから、電池をセットしましょう。

裏ブタを閉じる

裏ブタは指で押し込めば、パチンと閉まります。

裏ブタが閉まった状態

後は、時間をセットして完了。

簡単だね!!

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