ダイソーのワイヤレスチャージャーでケース付きのスマホを充電

修理、改造、分解

以前、ダイソーのワイヤレスチャージャーでケース付きのスマホを充電する記事を書きました。

出力の小さいACアダプターだと厚みのあるケースをつけたスマホは充電できず、出力の大きいACアダプターを使えば充電できた、という内容の記事でした。

ただ、スマホのケースの厚みというより、ケースの淵の部分の出っ張りが大きく、充電器とスマホ本体の隙間が大きいのが気になっていたので、ケースの淵の部分の出っ張りと干渉しなさそうな、別のダイソー充電器を試してみました。

結果ですが、改造したらまあまあ使えるようになりました。

購入したワイヤレスチャージャー

購入したのは、充電する部分の面積が小さく、充電部を持ち上げることができるタイプの充電器です。

以前紹介したダイソーのワイヤレス充電器と同様、Qiに対応しており、税抜き1000円ですが、入力電圧はDC5Vのみ対応、最大出力は5Wなので、充電速度の面での性能は劣っています。

充電しようとしたら問題発生

早速スマホの充電をしてみようと、充電器にスマホを乗せたり立て掛けたりといろいろ試してみたのですが・・・・

充電可能なスマホの位置決めがむっちやシビア!?

ケースを外すと雑にスマホを充電器に設置しても充電が始まるのですが、ケースをつけると微調整を繰り返さないと充電できるようになりません。

ムダな隙間ができてしまう

何かおかしいところはないかと調べたところ、充電器とスマホの隙間が空いていることに気づきました。

充電器とスマホの背面が密着しているかと思っていたのですが、そうではありませんでした。

これはスマホを縦してに立てかけても、横にして立てかけても同じ。

これじゃ使えません

ACアダプタの容量を増やしても充電が不安定

では、前回のワイヤレス充電器と同じように、ACアダプタを出力(電流)の大きいものに替えたら改善するのではないかと、いくつかのACアダプタを試してみたのですが、どれもダメでした。

隙間ができないよう改造

ということで、充電器とスマホの隙間をなくすためには、スマホを充電器に立てかけるのではなく、充電器に乗っければいいのではないかと考え、充電器を改造することにしました。

分解する

本体裏に滑り止めのシールが4つあり、そのうちの2つのシールの下にねじがあるので、ネジを外します。

ネジを外しただけでは上蓋は外れません。

上蓋には爪が8つ付いています。

上蓋を外側に広げるように力を加えながら爪を外していくのですが、なかなか難しいです。

最終的に上蓋はネジで固定するので、爪は折れてしまっても問題ないでしょう。

折れるとしたら、下の土台の爪が引っかかるほうで、ぽんぽこぴーは4か所くらいへし折りました。

上蓋を外した後の下の土台はこんな感じです。

充電スタンドを自立しないようにする

スタンドはバネで起き上がるようになっています。

このばねの端っこ(写真の手前側)の折れ曲がっている部分を力業で伸ばして、引っかからないようにすると、バネが効かなくなり、スタンドが自立しなくなります。

組み立てて完成

上蓋をはめて、ねじ止めし、スぺり止めのシールを貼ったら改造完了

スタンドが自立しなくなったので、倒れた充電部の上にスマホを直置きできるようになり、充電器との隙間もなくなりました。

改造したワイヤレスチャージャーで充電してみる

スマホの中心と充電器の中心が大体合うよう、雑にスマホを充電器においても充電できるようになりました。

変な発熱もなく、正常に充電できています。

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